七味?いえいえ、八味なんです。
- kameidotakano
- 2015年1月22日
- 読了時間: 2分
蕎麦の相棒といえば、
もり蕎麦ならば「わさび」、
かけものならば「七味」ではないでしょうか。
当店では、
わさびは「生(き)わさ」のすりたてを使い、
風味を楽しんでいただいております。
そして、本題は七味。
カウンター、テーブルに置かせていただいているひょうたんが、
七味です。
が、七味じゃないんです。
七味は読んで字の如く、七種の薬味を混ぜあわせたものですが、
その七つ、ご存知ありますか?
実は、作っているお店によりその配合は異なるようで、
有名どころで言えば、
■浅草・やげん堀さんの場合
赤唐辛子(焙煎)/赤唐辛子(乾燥)/粉山椒/黒胡麻/陳皮/芥子の実/麻の実
■長野・八幡屋礒五郎さんの場合
赤唐辛子/生姜/粉山椒/黒胡麻/陳皮/青紫蘇/麻の実
■日本橋・大木唐からし店さんの場合
赤唐辛子(焙煎)/赤唐辛子(乾燥)/粉山椒/黒胡麻/陳皮/芥子の実/麻の実
■念のため、S&Bさんの場合
赤唐辛子/黒胡麻/陳皮/山椒/芥子の実/麻の実/青海苔
と各店個性があるんですね。
では当店は、というと、
上記のお店のような七種を配合しながら、
実は、もう一種、入れているものがあるんです。
どうしてもその風味を加えたくて、
オリジナルの配合としてみました。
だから八味。
蕎麦はもちろんのこと、
串焼きにも、香の物にもよく合います。
ぜひ、実際に風味を楽しんでいただき、
秘密の一種(ってほどではありませんが)
を当ててみてください。
~下町・亀戸の蕎麦とジビエで昼飲みを楽しめる店~
「亀戸・養生料理 高の」店主
